あなたの生え際は薄くなっていませんか?
この質問に、ドキッとしたあなたはM字ハゲかもしれません。
このM字ハゲ、高齢男性だけでなく高校生でも発症するほか、放っておくとどんどん進行することも…。
そこで今回の記事では、M字ハゲの治療や基準、見分け方、進行を止める対策などをまとめたので、手遅れになる前に正しい対処法を身につけましょう。
そもそもM字ハゲって何?
M字ハゲとは、左右の生え際が少しずつ後退し、M字に見える薄毛のことをいいます。
このM字ハゲという言葉は、俗称であり医学用語ではないため、きちんとした定義はありません。
M字ハゲに悩んでいる人はどれくらいいる?
M字ハゲは、特に男性に多いとされています。
年齢層は、20代〜30代後半のかたが最も多く、7割を締めているようです。
また、M字ハゲに限定しない抜け毛全般を気にしている男性も7割と多く、自分はAGAではないかと悩んでいるかたが約5割です。
薄毛の中でもM字ハゲではないかと悩む男性は全体の4割おり、多くの男性がM字ハゲで悩んでいることがわかります。
M字ハゲは、鏡を見るたびに目に入ることもあり、どうにか改善したいと悩むかたが多いと考えられます。
M字ハゲと生まれつきの生え際の見分け方
先ほど、M字ハゲは生え際がM字に見える薄毛と説明しましたが、生まれつき生え際がM字になっているかたもいますよね。
生まれつき生え際がM字である場合は、もちろんM字ハゲではありません。
M字ハゲと生まれつきの生え際の見分け方は、下記の3つです。
1、生え際がM字に見え、指2本分か、それ以上後退している状態
2、目を大きく見開いたときにできる一番上のしわから生え際までの幅が指2本分か、それ以上あいている状態
3、生え際の髪の毛が他に生えている髪の毛と比べて細くなっている
つまり、生え際がM字だったとしても、後退しておらず、髪の毛も強く太い毛であるなら、それは生まれつきのものなので心配はいりません。
M字ハゲの原因は遺伝や男性ホルモン!頭皮のダメージによる場合も
M字ハゲの原因は、遺伝子素因や男性ホルモンが影響していると言われています。
また、長期間髪を引っ張るなどの頭皮ダメージが関係していることも多いようです。
下記にて、詳しく説明いたします。
男性ホルモンが原因のAGA(男性型脱毛症)
男性ホルモンであるテストステロンが変化したDHT(ジヒドロテストステロン)が原因の脱毛症を、AGA(男性型脱毛症)といいます。
AGAの原因になるDHTは、お母さんのお腹の中にいる胎生期に外性器が作られる時期や、思春期に体が男性的に変化する際に分泌されます。
一次成長や、二次性徴の時期に多く分泌されるDHTは、男性としての体作りに重要なホルモンです。
しかし、男性としての体づくりを支える一方で、毛髪を作る細胞の働きを阻害してしまうと言われています。
そのため、DHTが活性化すると薄毛が目立つようになるのです。
AGAが原因の場合はU字型の薄毛へ進行することも
M字ハゲでも十分深刻なのにU字型のハゲへ進行してしまったら、そのショックは、はかり知れません。
AGAは先ほども説明しましたが、男性ホルモンが原因です。
男性である限り男性ホルモンは分泌され続けるので、症状が出ても治療をせずに放っておくと、薄毛は進行してしまいます。
そのため、M字ハゲであるのではと気になるかたは、早めに対策をとることが重要となります。
頭皮へのダメージが原因!牽引性脱毛症
牽引性脱毛症の「牽引」とは、読んで字のごとく引っ張ることを意味します。
つまり、牽引性脱毛症はカチューシャやヘアゴムで髪の毛を長時間引っ張っていると症状が現れる薄毛です。
原因が、牽引することとはっきり分かる牽引性脱毛症は、ヘアスタイルを変えたり、頭皮への長時間の負荷をやめるだけで薄毛が改善されることが多い脱毛症です。
男性だけの問題じゃない!女性に症状が出る場合も
M字ハゲの原因の多くは、男性ホルモンが影響する男性型脱毛症です。
しかし、「女性だから関係ない」と油断してはいけません。
体質や環境によっては、男性ホルモンとは無縁であるはずの女性にも症状がでます。
女性なのになぜ?と疑問を感じるかもしれません。
実は、あまり知られていないかもしれませんが、女性の体内でも男性ホルモンは少量ですが、分泌されています。
普段は女性ホルモンが優位に働いているため薄毛の心配はありませんが、ストレスなどが原因でホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンが多く分泌されることがあります。
そのことが原因で女性でも薄毛になってしまうようです。
10代~20代でもM字ハゲになる可能性はある
M字ハゲは通常、年を重ねると症状が出やすくなります。
そのため、若いころは大丈夫と思っているかもしれません。
しかし、実はM字ハゲは10代〜20代の若い男性でも症状がでることがあります。
下記より詳しく原因について説明します。
10代〜20代の薄毛の原因って何?
早い場合は、高校生でも薄毛で悩むかたがいるようですが、若い年齢で薄毛になる原因は下記の5つが考えられます。
乱れた生活習慣
生活習慣が乱れると、薄毛が進行する可能性があります。
髪の毛が成長するには、日々の食事からきちんとした栄養を摂取することが重要です。
また、睡眠中に分泌されるホルモンも髪の毛の成長にかかせません。
薄毛を予防するためには、食事、睡眠に加え運動もしなければいけません。
運動習慣がない方は、代謝が悪いため、そもそも体中に栄養がいきわたらないからです。
スマホやゲームが原因の眼精疲労
若い世代で特に注意が必要なのは、この眼精疲労です。
スマホやゲームを長時間やると、目が疲れてきますよね。
眼精疲労が続くと、ホルモンバランスの乱れや血行不良をおこします。
先ほど、運動習慣がなく代謝が悪くなると薄毛が進行すると説明しましたが、この眼精疲労も頭皮の血行不良を招くので気を付けなければいけません。
ストレス
体に様々な影響を与えるストレスですが、薄毛にも悪影響です。
ストレスが多い現代社会では特に注意が必要かもしれません。
ストレスに長時間さらされると、自律神経が乱れ血行不良を起こします。
ヘアケアが間違っている
髪によかれと思ってやっているヘアケアが薄毛の原因になることもあります。
例をあげると、朝シャンは、髪や頭皮に負担がかかるとされています。
そもそも濡れた髪はキューティクルが開いている状態になるので傷みやすい状態です。
さらに、シャンプー中に髪がこすれることで摩擦が起こり、ダメージを与える恐れがあります。
M字ハゲは治らない?
M字ハゲは、個人差はありますが治る可能性がある薄毛です。
しかし場合によっては、いつまでたってもM字ハゲが良くならず、進行していく場合もあります。
以下より、詳しく説明します。
M字ハゲはどうして治りづらい?
どうしてM字ハゲが治りづらいかというと、そもそも生え際の髪の毛が少ないことが理由の1つとしてあげられます。
さらに生え際は、血管が細く少ないため、髪の毛へ栄養を届けづらいことも原因です。
他にも、下記の2点が理由になります。
- AGAの原因となる「Ⅱ型5αリダクターゼ」が生え際は多くある
- 生え際は頭頂部と比べ目と近いため、眼精疲労など、目からの影響を受けやすい
以上のような理由から、M字ハゲは治りづらい薄毛と言えるため、進行する前の早めの治療が重要となるのです。
M字ハゲの進行を止めるにはどうしたらいい?
まずは、M字ハゲの原因を調べることが大切と言えます。
原因によって対策も違いますし、薄毛の程度も人によって個人差があるためです。
生活習慣や髪型を変えるだけで症状が落ち着く場合もありますし、進行性の脱毛症であるAGAが原因だとしても、適切な治療で薄毛が改善する可能性があります。
また、何度か説明していますが、治療を開始する時期はなるべく早い時期がいいでしょう。
薄毛が進行した状態で治療を始めても、効果がでるまでに時間がかかりますし、治療費も多くかかってしまいます。
そのため、少しでも生え際が後退していると感じたら迷わず専門医を受診してください。
M字ハゲの治療方法は?
M字ハゲの原因がAGAだった場合は、治療を受けなければ薄毛は改善しません。
主にAGAの治療法は、内服薬や外用薬による治療、注入治療、自毛植毛があります。
これらの治療を、患者の薄毛の状態に合わせて選択します。
それぞれ下記より詳しく説明します。
M字ハゲ、AGAの内服薬
M字ハゲの原因がAGAだった場合に処方される内服薬には「フィナステリド」や「デュタステリド」という成分が配合されています。
フィナステリドの効果や副作用
フィナステリドが配合されている治療薬は、プロペシアやフィナステリドです。
プロペシアやフィナステリドには、男性ホルモンでAGAの原因となる「5αリダクターゼⅡ型」を阻害する働きがあります。その効果で、薄毛の進行を抑えることができると考えられています。
しかし、男性ホルモンを抑えるため勃起不全や精液減少、射精障害といった副作用がでることがあります。
デュタステリドの効果や副作用
デュタステリドが配合されている治療薬は、ザガーロやデュタステリドです。
ザガーロやデュタステリドには、頭頂部や後頭部に多くある「5αリダクターゼⅡ型」や先ほどのフィナステリドと同じ「5αリダクターゼⅠ型」の働きを阻害する働きがあります。
そのため、M字ハゲだけでなく頭頂部や後頭部に薄毛がある場合でも効果を期待できます。
こちらも、フィナステリドと同様に男性ホルモンの働きを抑制するため、勃起不全や精液減少、射精障害などが起こる可能性があります。
M字ハゲ内服薬の治療費用
M字ハゲの内服治療の費用は、平均して1カ月で3,000円〜12,000円です。
M字ハゲ、AGAの外用薬
M字ハゲの原因がAGAだった場合、ミノキシジルが含まれている外用薬を使用します。
ミノキシジルの効果や副作用
ミノキシジルが配合されている治療薬は、ミノキシジル外用薬といいます。
ミノキシジルは血管拡張薬で、高血圧の治療にも使用される薬です。
この血管拡張作用が、結果として頭皮の血流改善に役立ち薄毛が改善されることがわかったため、今日では薄毛治療にも使用されるようになりました。
副作用として、かゆみやかぶれ、ふけ、熱感などがあります。
また、もともと血圧が低い方はミノキシジルの影響で低血圧を起こすことがあるので注意が必要です。
M字ハゲ外用薬の治療費用
M字ハゲの外用薬の治療費用は、平均して1カ月で5,000円〜12,000円です。
M字ハゲの注入治療
注入治療は、M字ハゲが進行し薄くなっている頭皮に直接針を刺し、治療薬を注入します。
メソセラピーやHARG療法、グロースファクター再生などと呼ばれ、髪を成長させる効果のある治療薬を直接頭皮に注入し、脱毛を防いだり発毛を促進します。
直接針を刺すので、もちろん痛みもありますし、赤くなったり腫れることもあるようですが、痛みを軽減する処置をとっているクリニックもあります。
クリニックによって使用する薬剤が違うこと、注入治療を行っていないクリニックもあるため注入治療を受けることができるか確認してから受診するようにしましょう。
M字ハゲ注入治療の費用
M字ハゲの注入治療の費用は、1回30,000円〜数十万円になります。
注入治療になると、内服薬や外用薬に比べて費用が急に高くなります。
また、M字ハゲの程度によっては治療は数週間に1度とハイペースでの治療が必要となるため、月額だとかなりの出費です。
自毛植毛について
自毛植毛はM字ハゲが重症化し、毛根自体がなくなったかたに適応されます。
毛根がないと、もちろん髪がもう生えてこないので植毛するしかありません。
自毛植毛は、FUE法やFUT法、ニードル法などがあります。
毛皮ごと移植するのですが、移植部位に定着し、髪が生えそろうには1年ほどかかるといわれています。
主に、副作用としては毛皮を採取した部位の痛みや赤み、ショックロスなどがあります。
自毛植毛は、移植後は自然と髪が生えてくるので、髪が生え揃えば問題なく快適ですが、生えそろうまで見た目が痛々しいのと、植毛の範囲が広ければ費用も高額になることが問題点です。
自毛植毛の治療費用
自毛植毛の治療費用は、1回数十万円~数百万円です。
自毛植毛は、移植する範囲・本数によって費用が大きく異なります。
治療費以外にも基本料金など、別途費用がかかるクリニックもあるので、自毛植毛を検討している方は、しっかりと費用について相談し、納得した上で治療を受けるようにしましょう。
M字ハゲの治療効果はいつでる?治療にかかる期間は?
M字ハゲが気になるかたは、いつ効果が出るのか気になると思います。
M字ハゲの進行状況や治療への反応の良さによっても、いつごろ治療効果が実感できるか変わりますが、平均して治療開始から6カ月すると効果が出る場合が多いようです。
M字ハゲの治療は、短期間で終わるものではありません。
M字ハゲの治療を行うかたの多くが中長期的に治療を継続しています。
治療効果があったあとも、髪を維持するための治療を続ける必要があるため、長期間の通院は覚悟しなければいけません。
M字ハゲへの対策
M字ハゲに対し、自分でできる対策について紹介します。
生活習慣や血行促進がおすすめなのですが、下記より詳しく説明します。
食生活を見直す
M字ハゲが気になるかたは、まず食生活を見直しましょう。
食生活の乱れは、抜け毛や薄毛を進行させることがあります。
高カロリーな食事も髪に良くありませんが、逆に極端に糖質・脂質制限をしている場合も髪にはよくありません。
また、お酒の飲みすぎも薄毛の原因になるので、飲みすぎているかたはお酒を控えるようにしましょう。
髪によい栄養素は、タンパク質や亜鉛、鉄分、ビタミン類などです。
意識して普段の食事に取り入れるようにしてください。
ストレスをためないよう生活を見直そう
薄毛が進行する原因に、ストレスが大きく関与しています。
そのため、ストレスをため込まないように生活することも大切なポイントになります。
普段、生活をしていれば、どんなに避けたくてもストレスのかかる場面は出てきます。
大切なのは、ストレスとうまく付き合うことなので、まずは毎日の生活習慣を整えることを意識してください。
具体的には、バランスの取れた食事、質の高い睡眠、適度な運動を続けることで、心を安定させることができます。
また、喫煙習慣のある方は、禁煙することをおすすめします。
喫煙をすると、血流が悪くなるため頭皮の健康に良くありません。
頭皮のマッサージをしよう
M字ハゲを予防するためには頭皮の血行促進が大切です。
頭皮の血行を促進させるために、シャンプーの際に頭皮マッサージをするようにしましょう。
頭皮マッサージは血行促進だけでなく、毛穴の汚れを落とすことができる点もおすすめしたいポイントです。
頭皮マッサージは下記の方法を参考にしてください。
1.指や手のひらで頭皮全体を揉む
2.頭頂部や目尻から耳にかけて、うなじに重点をおく
3.地肌を上に持ち上げるイメージで頭皮をマッサージする
頭皮マッサージで注意してほしい点は、力を入れすぎないことです。
力を入れすぎると、頭皮を傷つけてしまい、逆効果になります。
それでもダメならAGAクリニックに相談しよう!
先ほども説明しましたが、M字ハゲを治療するには、まずはその原因を調べることが重要です。
そのうち落ち着くだろうとM字ハゲを放置し、適切な治療を受けないと、どんどんM字ハゲが進行します。
そのため、M字ハゲを早く治したい方はAGAの専門クリニックへ相談しましょう。
AGAクリニックは専門医による適切な治療が受けられるため、M字ハゲを改善するための一番の近道です。
無料カウンセリングや診察では、薄毛の進行を予防するための生活習慣や食生活のアドバイスももらえるので、治療後も薄毛を予防することにつながります。
M字ハゲの治療を行うクリニックはどう選ぶ?
クリニックによって様々な治療があるAGA治療。
自分に合ったクリニックは何を基準に選べばいいのか悩みますよね?
下記より、自分にあったAGAクリニックを選ぶためのポイントについて紹介します。
どんなM字ハゲ治療を行っているか確認しよう
M字ハゲの治療は、クリニックによって特色があり、どの治療法に力を入れているかはクリニックによって違います。
内服薬や外用薬だけで治療を行っているクリニックや、内服薬や外用薬の治療に加え自毛植毛や注入療法まで幅広く治療を行っているクリニックもあります。
治療薬も種類は多いので、無料カウンセリングにて相談したり、病院の公式HPなどで治療の種類を確認するようにしましょう。
また、内服治療や外用薬の治療で効果がない場合、注入療法や自毛植毛までやりたいのかも考えクリニックを選ぶようにしてください。
最終的に自毛植毛まで治療を望む場合、最初から自毛植毛を行っているクリニックを選ぶことで、転院する手間を省くことができ、治療がスムーズに進みます。
M字ハゲの治療費を確認しよう
M字ハゲ治療にかかる費用もクリニック選びの重要なポイントです。
先ほども説明しましたが、AGA治療は保険適応のない自由診療なので、各クリニックによって治療費が異なります。
同じ治療でも、治療費に幅があるため、気を付けるようにしましょう。
M字ハゲを治療するときは、その進行具合によって1つの治療を行うのではなく、複数の治療を組み合わせ薄毛へアプローチします。
そのため、1回の治療費が高額になることもあるようです。
治療費が、思っていたよりも高く、通院が厳しくなるとM字ハゲを改善することはできません。
このくらいなら支払えるだろうと簡単に考えるのではなく、本当に通院を続けることができるのか計算し、クリニックを決めるようにしましょう。
通院を継続できるのか確認しよう
最後に確認してほしいのは「定期的な通院を続けられるか」ということです。
長年、定期的に通院を続けるのには、クリニックへのアクセスの良さや、治療に関わる医師やスタッフとの相性も大切になります。
そのため、クリニックを受診する前に、クリニックの口コミを確認するといいですが、一番おすすめなのはカウンセリングを受けることです。
口コミでも、クリニックのイメージをすることはできますが、人によって感じ方は違います。
その点、カウンセリングで実際にクリニックの様子を見ることができれば安心ですよね。
また、住んでいる地域にAGA治療を行っているクリニックがない場合は、オンライン診療を行っているクリニックを選ぶとよいでしょう。
パソコン、タブレット、スマートフォンがあれば、誰でも、どこにいても受診が可能なので、仕事が忙しく、通院が難しいかたにおすすめです。
M字ハゲについてよくある質問まとめ
M字ハゲについてよくある質問についてまとめました。
高校生でもM字ハゲの治療はできますか?
基本的に、AGA治療は20歳以上からになっています。
薄毛や脱毛に使用する治療薬は、20歳以下への治療の安全性が確立されていないからです。
そのため、多くのクリニックは20歳以下は治療不可としています。
ただし、全てのクリニックが20歳以下の治療をしていないわけではなく、なかには18歳以上であれば保護者の同伴があれば診察を受けることのできるクリニックもあります。
M字ハゲが目立たない髪型は何ですか?
M字ハゲを目立たせない髪型は、額を隠すことの出来る髪型か、全体の毛を短くした髪型です。
具体的には、毛量が多い場合は、ツーブロックやオールバックがおすすめです。
毛量が少ない場合は、ソフトモヒカンなどの短い髪型がおすすめです。
市販の育毛剤はM字ハゲに効果はありますか?
市販の育毛剤は血行改善の効果があるため、脱毛を防ぐことはできます。
そのため、今残っている髪を育てたい場合は、市販の育毛剤も効果がありますが、髪の毛を増やすことはできません。
そのため、M字ハゲには効果はないといえます。
薬でM字ハゲが治りません。植毛をすれば改善できますか?
M字ハゲの治療薬で効果がない場合でも、植毛をすれば薄毛を改善できます。
植毛は、確実に髪を増やすことのできる方法ではありますが、リスクもありますので注意が必要です。
自毛植毛の場合、仕上がりが自然で術後のメンテナンスが不要ですが、費用が高く、施術方法によっては痛みがあることがデメリットです。
人工毛植毛は、即効性があり、ボリューム感も出すことができますが、髪の定着率が悪く、人工毛であるため経年劣化することがデメリットです。
それぞれ、メリット・デメリットがありますので、植毛を検討する場合は、納得するまで説明をしてもらうようにしてください。
M字ハゲはシャンプーをきちんとやれば治りますか?
正しいシャンプーは、頭皮の健康に良いことですが、それだけではM字ハゲを改善させることはできません。
M字ハゲに効果のあるツボはありますか?
眼精疲労がM字ハゲの原因になっている場合は、目の疲労を改善するツボを刺激するとよいでしょう。
しかし、M字ハゲの原因がAGAであると診断されている場合は、眼精疲労を改善するだけではM字ハゲは改善しません。
M字ハゲの治療中、初期脱毛があると聞きました。初期脱毛とはなんですか?
初期脱毛とは、薄毛の治療薬を服用する際、ヘアサイクルの乱れをリセットさせるために起こる脱毛のことをいいます。
弱っている髪の毛が、治療薬の効果で一度抜けて、新しい強い髪の毛が生えてきます。
そのため、薄毛の治療薬を使用し髪が抜けた場合、治療の効果が出ている証拠です。
早めの治療でM字ハゲを改善しよう!
ここまで、M字ハゲについてまとめてきました。
M字ハゲは、AGAと牽引性脱毛症の2つが原因となることが分かりました。
また、M字ハゲを治すためには、M字ハゲの原因を把握し、その原因に合った治療を行うことで改善することができます。
鏡を見るたびに落ち込み、悩み続ける毎日は苦しいでしょう。
日常生活で取り入れられる生活習慣の見直し、頭皮マッサージを行ってもM字ハゲに改善が見られない場合は、迷わずAGAクリニックを受診してください。